Date:2007/08/23
BL小説『DEADLOCKシリーズ』英田サキ★★★★
<知らない人のための簡単紹介>
・ディック×ユウト
・金髪碧眼29歳ゲイ×麻薬捜査官の日系人28歳ヘテロ
― DEADLOCK ―
・刑務所内
・同僚殺しという無実の罪でユウトは刑務所送りに。
・ディックと同室に。
・ユウトは刑務所から出るためにFBIと取引をする。
・内容は、刑務所内に入るテロリストのリーダー、コルブスの正体を突き止めること。
・刑務所内を仕切っているブラックソルジャーのボスに、ユウトはレイプされる。
・刑務所内で暴動がおき、コルブス・ディック脱走
・ユウト、無罪放免で刑務所を出所
― DEADHEAT ―
・刑務所外
・ユウトFBI捜査官に転身。
・コルブスLAに爆弾を仕掛ける。
・コルブスと繋がりのある大企業に接近。
・そこで変装して別人になった、ディックと再会。
・何者かにユウトは命を狙われるが、ディックに助けられる。
・ディック・コルブスを殺す者。ユウト・捜査官として法の裁きを受けさせようとする者
・コルブスを巡って、敵対関係になった2人。
― DEADSHOT ―
・アメリカ合衆国からコロンビア共和国へ
・コルブス、さらに大きなテロを企てる
・コルブスの背後には、アメリカ政府の巨大な黒い影が・・・。
・ユウトはコルブスに捕らえられ、コロンビアにある彼のアジトへ拉致。
・そこでアメリカ軍の特殊部隊に急襲される。
・ディック、ユウトとコルブスを追ってコロンビアへ
・アメリカ軍特殊部隊との激戦、ディックとコルブスの対峙。
・3人の決着がつく、衝撃のラスト巻!
「ユウト。俺はもう今さら、未来に目を向けて生きることはできないんだ。俺の魂は仲間達と一緒に死んだ。ここにいるのは、復讐のためだけに生きている亡霊だ。・・・お前を愛したのは、俺の最大のミスだった」byディック
このお話FBIやCIAが登場するのですが、映画や海外ドラマを見てても、この2つの組織の違いがイマイチ分からない。
と思ってたら、説明文が載ってたので抜粋しておきます。
CIA・・・アメリカ大統領直属の諜報機関で、主に海外での情報収集や対外工作を担っている。スパイを操る方。
FBI・・・司法省に属し、国内の犯罪捜査を担当する法執行機関。スパイを狩る方。
この2つの宿命的対立は、アメリカの歴史に陰から多大な影響を及ぼしてきたとも言われている。
そしてFBIとCIAって常に敵対関係にあって、情報を共有していない。
ふむふむ。そうだったんですね。
これで両組織の関係が分かりました。
BLでお勉強w素晴らしい!
それでは、感想を。
英田さん初読みだったんですが、骨太なストーリーで面白かったです。
男同士の恋愛話がなければ、普通の小説としても面白いのでは?
それとイラストの高階佑さんの絵が、また素晴らしい。
特にカラーイラスト!
肌の質感や筋肉の質感がやけにリアルで。
あと鼻も、なんかリアルでねぇ。(すっとした綺麗な鼻)
アメリカの刑務所事情(産業としてなりたっている)とか、政治家とテロリストの癒着とかが絡んできて非常に面白かったです。
ただ、話がテロやら戦闘シーン・刑務所での暴動なんかがあったわりには、そんなに派手さがない。
主人公ユウトや敵役コルブスの性格が「ややおとなしめ」だったからかな?
ディックは上のセリフにもあるように、復讐者です。
孤児で両親もいなかったディックに、初めて家族と思えた仲間と恋人をコルブスによって殺されてしまうんです。
復讐のために生きている男。それがディックなんです。
ディックの正体は、あえて書いてません。
読んでのお楽しみ!
ユウトは、DEA(司法省麻薬取締局)の捜査官。
相棒のポールを殺害したとして、冤罪で刑務所送りに。
無罪放免された後は、ディックを救うべくコルブス捜査に力をいれ奔走。
道が分かれてしまったディックを思って、泣いちゃったりもします。
私が一つユウトに思うことは、麻薬組織に潜入捜査を試みたりしている捜査官のわりに、いまいちワイルドさにかけてて、ちょっとお坊ちゃんぽい。
もうすこし、野性味のある男だったら★5つだったんだけどな。
そして、悪役コルブスですが、ただの狂気に満ちたテロリストではありませんでした。
自分の本当の名前も年も国籍さえも分からない、洗脳教育を受けた戦闘ロボット。
(物心がつかないうちに絶対的な忠誠心をすり込まれ、戦闘方法を叩き込まれた)
ある意味、コルブスも被害者だったんです。
コルブスは言います「人間の心は脳みそと同じで柔らかい。丸い器に入れると丸くなり、四角い器に入れれば四角くなる。人は環境左右される生き物なんだ」と。
さて、エロスですが・・・
それぞれ1冊につき1エッチです。
道が分かれて離れ離れになっちゃってますが、ちゃーんとイタしておりますw
しかも、エッチをするためにルームサービスでピザまで頼んじゃいますw
(何で?ってピザ付いてくる、オリーブオイルが必要だ・か・らv)
「たっぷりオイルを振りかけて、お前をとことん味わってやる。覚悟しろよ」
エッチをするために、ピザを頼む男・ディック(*^m^*) ムフッ
そして、ユウト!
ゲイでもないのに、やたらと積極的。
「お前が少しでも俺を好きだというなら―― 俺を抱けよ、ディック」
と、初っ端から誘い受け!("▽"*) ワーオ♪
2度目も「早く・・・突いてくれ・・・、お前が欲しいんだ・・・お願いだから・・・ディック・・・・」
と健気に誘っております。
「限られた時間と空間の中でしか愛し合えない2人」だからユウトも必死。
3度目の2人は、ここまでくるのに焦れったかった〜。
お互い本音を隠して、あげくにダメだと勘違い。
ちょっとハラハラしちゃったよw
結ばれて良かった。良かった。(*>ω<*)
というように、ラストはハッピーエンドで終わってます。
3冊で終わってしまうには勿体ないと思いますが、「事件の解決する時が2人の恋が成就する時。その最終地点だけを目指して書いてきました」と後書きで書かれていたので、これでこのシリーズはラストなのかな。
できれば、ディックの過去話が読んでみたかった〜。
(素朴な疑問。ディックは年上の恋人の時も攻めだったのかな?)
しっかりしたストーリーで楽しめるこのシリーズ。ムショ萌えの方〜特にオススメですわよ
最後に一言
10月にBLCDがインターから発売されるとか。楽しみ〜♪
ああ〜キャスティングは誰だろうなぁ?
「Chara」12月号(10/22発売)にアフレコレポート掲載!だって。
↓原作です
※19・20・21日に拍手をして頂いた方々、それからランキングボタンをポチッとしてくれる方、ありがとうございます。とっても励みになります(*u_u)
メモ

【今日夕食】
れみバーグ(平野れみのハンバーグ。ご飯入り)
冷奴
人参の味噌マヨ和え物
大根の味噌汁
Date:2006/12/25
今、タクミ君シリーズを読み中。
なんかこれ読んでると恥ずかしくなるな。
特にギイタクは。
私はどっちかっていうと、シンミス好き。
でかワンコ年下攻×ツンデレ受。
ギイタクはなんだろ?
ちょーイケメン御曹司帰国子女×人間接触嫌悪症&普通の人受ってとこ?
今回シンミスが出てないんで、今まで放置してしまったよ。
このシリーズ、15周年で累計400万部売ってるそうだ。
BL界でもトップレベルなのかな?
でも15年で21冊。少なすぎる・・・。
多分他の単行本合わせても30冊位だよな、先生の本って。
活字クラブによれば、デビュー10年以上で数百冊書いてる人がいるっていうんだから。
これはもう、遅筆としかいいようがない。
先生プロなんだから、もうちょっと早く書こうよ〜
メモ

【今日の夕食】

鱈の白子ずくし
雲子汁(白子入り)
白子ガーリックパン粉フライ
白子のあっさりおろしポン酢
生鮭
漬物
鱈の白子はじめて料理したけど、結構ウマいな。
でもフライなんて作ると疲れる。
洗い物増えるし
Date:2006/03/22
ミケリスの好きな「BL作家」は
吉原理恵子・・・
軽めの学園ものからドロドロ・SFものまで、全部好き。「幼馴染みを」読んでこの世界に嵌った。
松岡なつき・・・
いろいろな職業の登場人物および海外を題材にしたお話で、読んでると結構勉強になる。そんなところが好き。
須和雪里・・・
ルビー文庫時代のもの。特殊な性格づけ・お話が心にヒット。ルビー文庫に戻って続き書いて欲しい。
桑原水菜・・・
BL作家ではないけど・・・。「炎の蜃気楼」読んでBL好きを自覚。ミラが終わるまで絶対死ねない!と本気で思ってた。一番好きな作品。
※ごとうしのぶ・・・
タクミくんシリーズのみ。他の作品まで読もうとは思わなかったけど。発刊ペース遅すぎです。
ミケリスの好き作家さんはこの4人+1です。
っていうか実はこの作家さん以外の文庫は買ったことありません。
なかなか心に響くものが無いんですよねー。
似たような趣味な方いますかね?